※追記※ 2023年12月27日、Pikaより以下のメールを受信しました
▼日本語翻訳
うん。お待たせしました。でも、もう大丈夫!
Pika 1.0へのフルアクセスが可能になりました。さっそくPika 1.0を使ってビデオを作成してみましょう。無制限アクセスはまだ無料です。
Pikaを起動する
ご不明な点がございましたら、サポートチームまでお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いします、
Pika
とのことで、Pika 1.0が使えるようになりました。
メール内『Launch Pika』をクリック、またはPikaへアクセスします。
↑『Sign in with Google』をクリックします。
『Sign in with Google』をクリックすると、↓のように表示されます。
↑ほかのユーザーさんの作品がズラッと並んでいます。下部のプロンプト入力フォームからプロンプトを入力して動画生成、または入力フォーム下の『Image or video』から、画像または動画をアップロードして動画生成が可能です。
動画生成に関して、かんたんに各部説明します。
①プロンプト入力フォーム
②画像または動画をアップロードして動画生成する場合こちらから
③Video options:アスペクト比(16:9など生成動画のサイズ)やフレーム/秒の設定
④Motion Control:動画の動きやカメラの動きなどを制御する機能
⑤parameters:ネガティブプロンプトやプロンプトの整合性
⑥生成開始ボタン
※⑤プロンプトの整合性について
プロンプトをどれだけ反映させるかを設定する機能です。基本的には、この設定を高くすると、プロンプトに沿った内容をより忠実に生成するようになります。逆に設定を低くすると、プロンプトの内容をより自由に解釈して、独創的な内容を生成
では、まずはプロンプトから動画生成してみます。
▼この例で使用のプロンプト
Streetcars in Hungary
日本語としては『ハンガリーのトラム』です。何となくパッと浮かんだだけで特に他意はありません。
ひとまず↑の③④⑤の細かな設定等は触れずに、プロンプト入力のみで動画生成してみたいと思います。
プロンプト入力後、生成開始ボタンをクリックします。
生成開始ボタンをクリックすると、↓のように動画生成が開始されます。
動画が生成されるまで少し待ちます。
少し待つと、↓のように表示されます。
動画生成が完了です。『Retry』で再生成、『Reprompt』でプロンプト変更、『Edit』は↑の③④⑤の再設定といった感じです。
▼生成された動画
β版から触っていた身からすると、明らかにクオリティが向上していると感じられます。
先ほど↑で紹介したβ版生成動画と比較してみます。
▼β版(Pika Labs)での生成動画
プロンプト:A scene from a common movie, a beautiful woman who turns around and screams just before opening the front door of her house, a masterpiece
▼Pika1.0での生成動画 ※上記プロンプトと全く同じ
海外映画によくある死亡フラグ立ちましたシーン"をイメージしての生成ですが、画質的な面はもとより、β版に比べてPika1.0のほうが”よりシーンの情景が見える”ように感じられる気はします。
また、こうした人物描画の場合のリップシンク(口パク)面も、Pika1.0で向上しているように思えます。
▼Pika1.0で画像から動画生成例
画像から動画生成の場合でも、プロンプトの入力が必要になります。
↑の画像から動画生成してみようと思うので、プロンプトは以下のように入力しました。
Beautiful blue-haired girl dancing
生成された動画がこちらです。
正直なところ、微妙な仕上がりには感じます。何というか、不自然さがもう少し改善されれば良いですね。画像によって求める動画イメージにハマることもあるとは思うので、実際に画像から動画生成する際はいろいろと試してみるといいでしょう。
▼Pika1.0で動画から動画作成
元となる動画はβ版(Pika Labs)で作成した動画を使ってみます。
プロンプトはβ版(Pika Labs)で動画生成時に使用した以下を入力しました。
Scenes of large numbers of people going through the streets of a large city, animation style, a masterpiece
生成された動画がこちらです。
この比較の良し悪しは分かれそうですね。個人的にはβ版(Pika Labs)での生成動画のほうが”味”がある気はしています。「日本の夜明け」とかタイトルテロップを入れたくなるというか。
▼最大で15秒尺動画が生成可能
生成した動画は長さが3秒ですが、↑のように縦に並んだ『...』→『Add4s』で+4秒の動画生成可能です。
これにより、最大15秒の長さの動画まで生成できます。
3Dデジタルサイネージ広告をイメージして生成して作った15秒尺の動画がこちらです。
基本的にはイメージ通りの出来栄えではあります。
ほか、個人的に気になる点など、Pikaのサポートチームに問い合わせてみようと思うので、その辺の進捗についても適宜追記したいと思います。