Pikaとは

Pikaとは

Pikaとは
テキストや画像から動画を生成することができるAIツール

Pikaは動画生成AIの分類としては

・動画編集系動画生成AI
・★アニメーション系動画生成AI
・アバター系動画生成AI

アニメーション系動画生成AIになります。

とはいえ、特徴としてはアニメーション映像だけでなく、リアルな映像も生成可能です。
(2023年12月現在)Discordサーバーへの参加が必須となっており、Discord内でのPikaはβ(ベータ)版です。

2023年11月某日、『Pika1.0』を発表

202年12月現在、『Pika1.0』はウェイトリストへの登録となっています。

ここでは『Pika1.0』のウェイトリスト登録について、Discord内でのβ版(Pika Labs)の動画生成方法・やり方を紹介しています。

Pika1.0

Pika1.0ウェイトリスト(WAITLIST)登録手順

▼Pikaサイトにアクセス

Pikaのサイトへアクセスし、画面右側の『Sign in with Google』をクリックします。

『Sign in with Google』をクリックすると、↓のように表示されます。

↑こちらの英文が表示されていれば、ウェイティングリストに登録されたということになります。文章と意味は↓の通りです。

YOU’RE ON THE WAITLIST!
We'll send you an invitation link once we have a free spot. Check your mailbox and stay tuned.
(あなたはウェイティングリストに登録されています!
空席ができ次第、招待状のリンクをお送りします。メールボックスをご確認ください。)

以上で登録完了です。あとは招待状のリンクが記載されているメールを待ちましょう。(2023年12月現在、ちらほらですがメールが送られて来て、『Pika1.0』の利用を開始されている方も見られます)

Discord

Discord内でのβ版(PikaLABO)動画生成方法・手順

Pikaβ版(PikaLABO)での動画生成はDiscordサーバーへの参加が必須となっています。そのため、あらかじめDiscordのアカウントは用意しておきましょう。

PikaのDiscordサーバーへの参加は、先ほどウェイトリスト登録したPikaのサイトTOPページから参加できます↓

↑ウェイトリストに関する英文の下にある『Discord』をクリックします。

『Discord』をクリックすると、別画面で↓のページが表示されます。

↑PikaのDiscordルームへの招待画面なので、『招待を受ける』ボタンをクリックします。

『招待を受ける』ボタンをクリックすると、PikaのDiscordルームへ参加となります。

↑「ようこそ」というメッセージとともにクイック・スタートの説明が書かれています。

これはわかりやすくいうと、# generate-1~# generate-10までのルームで動画生成できますよという内容です。

では、実際に動画生成してみましょう。

↑入力フォームに『/』を入力すると、コマンドが表示されるようになっています。

一応先ほどの「ようこそ」ルームに記載されているプロンプトに関するフォーマットが

/create prompt: a robot is walking in the forest, sunset -ar 16:9 -motion 2

となっています。↑わかりやすくプロンプトの部分を赤文字にしていますが、その後ろはアスペクト比になります。

このフォーマットを利用して、プロンプトを考えて入力フォームから入力して少し待つと↓のように表示されます。

↑赤線部分がプロンプトですね。

▼この例で使用のプロンプト

A scene from a common movie, a beautiful woman who turns around and screams just before opening the front door of her house, a masterpiece

▼プロンプト込の入力フォーム
/create prompt:A scene from a common movie, a beautiful woman who turns around and screams just before opening the front door of her house, a masterpiece,-ar 16:9 -motion 2

作成動画例

作成動画例

↑のプロンプトで作成された動画がこちらです↓ ※以下動画はすべてβ版(Pika Labs)での生成動画です

長さ3秒なので短いですが、こちらは"海外映画によくある死亡フラグ立ちましたシーン"、家の中で得体の知れない何かを見て悲鳴を上げる真っ先に死亡フラグが立ってしまうキャストのシーンを想定して考えたプロンプトでの生成動画です。

▼ランニング中の女性

▼プロンプト込の入力フォーム
/create prompt:Beautiful woman running in suburban Manhattan,-ar 16:9 -motion 2

こちらは日本語では「マンハッタン郊外を走る美女」となります。プロンプトからイメージした通りの仕上がりといった感じではあります。

▼海、おだやかな波

▼プロンプト込の入力フォーム
/create prompt:Sea at night, calm waves, a masterpiece, a masterpiece,-ar 16:9 -motion 2

こちらは一応プロンプトでは「Sea at night」つまり夜の海をイメージしていたのですが、これはこれで悪くはない仕上がりかと思います。幻想的な雰囲気ですね。

▼アルファベットの雨が降る

▼プロンプト込の入力フォーム
/create prompt:Alphabet raining scene, Japanese anime illustration style, a masterpiece,-ar 16:9 -motion 2

こちらは「アルファベットの雨が降る」というプロンプトでしたが、求めていたイメージとはかなり違う仕上がりになった例です。雨が降っているシーンで、その雨がAやB、dといったアルファベットの形をした雨として降っているシーンを想定しましたが、何ともいえない奇妙な仕上がりになっています。

Pika1.0

Pika1.0

※追記※ 2023年12月27日、Pikaより以下のメールを受信しました

▼日本語翻訳

うん。お待たせしました。でも、もう大丈夫!

Pika 1.0へのフルアクセスが可能になりました。さっそくPika 1.0を使ってビデオを作成してみましょう。無制限アクセスはまだ無料です。

Pikaを起動する
ご不明な点がございましたら、サポートチームまでお気軽にお問い合わせください。

よろしくお願いします、

Pika

とのことで、Pika 1.0が使えるようになりました。

メール内『Launch Pika』をクリック、またはPikaへアクセスします。

↑『Sign in with Google』をクリックします。

『Sign in with Google』をクリックすると、↓のように表示されます。

↑ほかのユーザーさんの作品がズラッと並んでいます。下部のプロンプト入力フォームからプロンプトを入力して動画生成、または入力フォーム下の『Image or video』から、画像または動画をアップロードして動画生成が可能です。

動画生成に関して、かんたんに各部説明します。

プロンプト入力フォーム
画像または動画をアップロードして動画生成する場合こちらから
Video options:アスペクト比(16:9など生成動画のサイズ)やフレーム/秒の設定
Motion Control:動画の動きやカメラの動きなどを制御する機能
parameters:ネガティブプロンプトやプロンプトの整合性
生成開始ボタン

プロンプトの整合性について
プロンプトをどれだけ反映させるかを設定する機能です。基本的には、この設定を高くすると、プロンプトに沿った内容をより忠実に生成するようになります。逆に設定を低くすると、プロンプトの内容をより自由に解釈して、独創的な内容を生成

では、まずはプロンプトから動画生成してみます。

▼この例で使用のプロンプト

Streetcars in Hungary

日本語としては『ハンガリーのトラム』です。何となくパッと浮かんだだけで特に他意はありません。

ひとまず↑の③④⑤の細かな設定等は触れずに、プロンプト入力のみで動画生成してみたいと思います。
プロンプト入力後、生成開始ボタンをクリックします。

生成開始ボタンをクリックすると、↓のように動画生成が開始されます。

動画が生成されるまで少し待ちます。

少し待つと、↓のように表示されます。

動画生成が完了です。『Retry』で再生成、『Reprompt』でプロンプト変更、『Edit』は↑の③④⑤の再設定といった感じです。

▼生成された動画

β版から触っていた身からすると、明らかにクオリティが向上していると感じられます。

先ほど↑で紹介したβ版生成動画と比較してみます。

▼β版(Pika Labs)での生成動画
プロンプト:A scene from a common movie, a beautiful woman who turns around and screams just before opening the front door of her house, a masterpiece

▼Pika1.0での生成動画 ※上記プロンプトと全く同じ

海外映画によくある死亡フラグ立ちましたシーン"をイメージしての生成ですが、画質的な面はもとより、β版に比べてPika1.0のほうが”よりシーンの情景が見える”ように感じられる気はします。

また、こうした人物描画の場合のリップシンク(口パク)面も、Pika1.0で向上しているように思えます。

 

▼Pika1.0で画像から動画生成例

画像から動画生成の場合でも、プロンプトの入力が必要になります。

↑の画像から動画生成してみようと思うので、プロンプトは以下のように入力しました。

Beautiful blue-haired girl dancing

生成された動画がこちらです。

正直なところ、微妙な仕上がりには感じます。何というか、不自然さがもう少し改善されれば良いですね。画像によって求める動画イメージにハマることもあるとは思うので、実際に画像から動画生成する際はいろいろと試してみるといいでしょう。

 

Pika1.0で動画から動画作成

元となる動画はβ版(Pika Labs)で作成した動画を使ってみます。

プロンプトはβ版(Pika Labs)で動画生成時に使用した以下を入力しました。

Scenes of large numbers of people going through the streets of a large city, animation style, a masterpiece

生成された動画がこちらです。

この比較の良し悪しは分かれそうですね。個人的にはβ版(Pika Labs)での生成動画のほうが”味”がある気はしています。「日本の夜明け」とかタイトルテロップを入れたくなるというか。

▼最大で15秒尺動画が生成可能

生成した動画は長さが3秒ですが、↑のように縦に並んだ『...』→『Add4s』で+4秒の動画生成可能です。

これにより、最大15秒の長さの動画まで生成できます。

3Dデジタルサイネージ広告をイメージして生成して作った15秒尺の動画がこちらです。

基本的にはイメージ通りの出来栄えではあります。

ほか、個人的に気になる点など、Pikaのサポートチームに問い合わせてみようと思うので、その辺の進捗についても適宜追記したいと思います。