Playground AIで生成された冬桜画像
▼使用プロンプト
The cherry tree which blooms in winter, contrasts beautifully with the Japanese hot springs,real,8k
▼プロンプトの意味・内容 ※Playground AIでのプロンプト入力は基本的に英語です
冬に咲く桜と日本の温泉のコントラストが美しい
↑の画像ですが、プロンプト的に被写体は「冬に咲く桜」次いで「温泉」になります。プロンプトとは反対のネガティブプロンプト(描いてほしくない要素)未入力、他細かな設定触らずこの仕上がりは完全なる成功例と言えるでしょう。
Playground AIでは、生成時にModel(モデル)としてStable Diffusionの各バージョンを選択することができます。※2023年8月現在、Stable Diffusion XLまで選択可
↑の画像はStable Diffusion XLを選択した出力画像となっています。設定は[sampler:k_lms]を選択して生成。
sampler(サンプラー)とは
画像生成の際に使用されるアルゴリズムで、それぞれ生成速度等の挙動が異なる特徴有り。
また、Playground AIでの画像生成は『Filter』も選択できます。Filter(フィルター)とは、わかりやすくいうと画風・効果を意味します。
Filter選択の生成画像例
▼使用プロンプト
The beauty of cherry blossoms in winter is hard to describe, truly spectacular, masterpeace, high quality, high resolution, realistic, 8k
▼プロンプトの意味・内容
冬に咲く桜の美しさは形容し難い、まさに絶景、最高傑作、高画質、高解像度、リアル、8k
↑の画像はFilter『Ultra Lighting』での生成例で、1枚目とは異なるプロンプトです。フォトコンテストで入賞しそうな感じの1枚となっていますね。被写体としてクローズアップされている桜の画角・構図もバッチリだと言えます。強いて言うと画像左下にウォーターマークが描画されている点がマイナスなぐらいです。ここでの掲載画像はすべてネガティブプロンプトは未入力での生成画像となります。
ウォーターマーク(watermark)とは
画像生成AIで生成される画像”あるある”とも言えるもので、テキストや何かしらのロゴタイプのウォーターマークがあります。
対策としてはネガティブプロンプトに「watermark,text」等を入力する方法が基本的です。(但しネガティブプロンプトが上手く反映されない生成ケースもあります)
ほかの生成画像例
▼使用プロンプト
The beauty of cherry blossoms in winter is hard to describe, truly spectacular, masterpeace, high quality, high resolution, realistic, 8k
▼プロンプトの意味・内容
冬に咲く桜の美しさは形容し難い、まさに絶景、最高傑作、高画質、高解像度、リアル、8k
↑の画像はFilter『Vibrant Glass』での生成例です。
2枚目の画像と同じプロンプトでの生成ですが、求めるイメージ通りの仕上がりになったかと思います。2枚目もそうですが、プロンプトで特に指示・指定していないのに背景をぼかし、被写体である桜がより引き立つように描画されている点が◎ですね。
Playground AIでの画像生成はFilterやsamplerによって、画風等さまざまな生成結果を生み出すことができると思うので、是非いろいろと触って調整しながら生成してみてほしいところです。
Playground AIの料金体系
※Playground AIは、基本無料で利用可能です(以下、Playground AIより引用)
Playground AIではFree(無料)プラン、Pro(有料)プランがあります(Proプランは15ドル/月)
特筆すべきは無料でも1日1,000枚もの画像生成が可能だという点です(①)
→プロンプトのチェック・テスト等、じっくりと画像生成と向き合うことが出来るため、初心者の方でも慣れるまでしっかり触れることが可能だと言えます
Playground AIでの画像生成のやり方・手順などは、以下よりご参照下さい