Scribble Diffusion

Scribble Diffusionで生成された近未来ビーチ画像

▼使用プロンプト

Gorgeous V-shaped beach, ultra-luxury resort area with near-future high-tech equipment and technology, beautiful lighting up at night,masterpiece, super high-definition

▼プロンプトの意味・内容
V字型の豪華なビーチ、近未来のハイテク設備と技術が駆使された超高級リゾート地、夜のライトアップがとても綺麗、最高傑作、超高精細

↑プロンプトは決して簡単ではありませんが、こちらはScribble Diffusionでの画像生成としては成功例だと思います。というのも、Scribble Diffusionで求めるイメージに近い描画を期待して画像生成というのは、相当なハードルを要すると言えます

Scribble Diffusionは、特に人物描写(いわゆるグラビア系美少女だったり、明確に女性・男性)をさせる画像生成AIとしては適していないと言えるかと思います。

Scribble Diffusionの画像生成の仕組みが、↓の左側のようにPC上で自身でラフ画(PCのペイントアプリと同様)を描く+プロンプトの入力での画像生成となります。

ラフ画にこだわれば・ラフ画が上手ければ生成される画像も上手くいくのでは?とも思いますが、プロンプトだけ、どちらかだけでは画像は生成されない仕様となっているため、必ずラフ画+プロンプト入力からの画像生成となります。もちろん、抜群に絵心がある方はクオリティのほうも少し期待は出来るかと思いますが、初心者には高いハードルと言えます。(↑のラフ画は10秒程度で描いたものです)

仮に絵心がある・絵を描くことに自信があったとして、Scribble DiffusionはPCのペイントソフトで絵を描くのと同様なため、ある程度時間をかけてラフ画を完成させても、求めるイメージと異なる画像が生成されるケースも十分考えられます。ラフ画に時間をかけるなら他の画像生成AIサービスを利用して生成するほうが賢明ではないかと思います。

むしろ言い方はあれですが適当に描いたラフ画から、思わぬ発見や意図しない画像生成に期待をして、などの理由で画像生成してみる面白さがあるかとも思います。

ちなみに、同じプロンプト・ラフ画で何度も画像生成可能ですが、↓は同じプロンプトでラフ画を変えてみたものです。

プロンプトの「V字型」というのは、フィヨルドの形をイメージしただけにすぎませんが、Scribble Diffusionではかなりウィットに飛んだ形で生成してくれると言えるかもしれません。

↓も同一プロンプトで、ラフ画だけを変えて生成した例ですが、「え?このラフ画がこんな仕上がりになるなんて!」という、狙っては作れないものの、アート性の強いもの、そういった楽しみ方が可能な点は、Scribble Diffusionの魅力とも言えるかと思います。

そういった観点では、ラフ画は↑のようにある程度適当な、雑な感じでも、求めるイメージになるかはわかりませんが面白味のある画像になるケースはわりとあるかと思います。同じプロンプト・同じラフ画で何度も繰り返し生成して、好みの画像が出るのを待つという、いわゆる”ガチャ”も、無料で利用できるScribble Diffusionなら可能ではあると言えます。

※Scribble Diffusionでのプロンプト入力は基本的には英語です。

 

Scribble Diffusionの料金体系

Scribble Diffusionは無料で利用することができます。

また、Scribble Diffusionで生成した画像の商用利用に関しては、github内に記載のMITライセンスを見る限り可能と思われます。(ライセンスと著作権表示が条件のようです)

Scribble Diffusionでの画像生成のやり方・手順などは、以下よりご参照下さい

Scribble Diffusionでの画像生成詳細へ