Playground AIで生成された料理画像
▼使用プロンプト
Luxurious meals
▼プロンプトの意味・内容 ※Playground AIでのプロンプト入力は基本的に英語です
豪華な食事
↑極めて短いプロンプトですが、反映具合としてはフォークなど小物系の描写が少し気になるものの、全体的なクオリティを思うに満点級だと言えます。このプロンプトだけでこの画像が生成された=成功例かと思います。
Playground AIでは、生成時にModel(モデル)としてStable Diffusionの各バージョンを選択することができます。※2023年8月現在、Stable Diffusion XLまで選択可
↑の画像はStable Diffusion XLを選択した出力画像となっています。設定としては[sampler:k_lms]を選択して生成したものです。
sampler(サンプラー)とは
画像生成の際に使用されるアルゴリズムで、それぞれ生成速度等の挙動が異なる特徴有り。
また、Playground AIでの画像生成は『Filter』も選択できます。Filter(フィルター)=画風・効果の意味合い。
Filter選択の生成画像例
▼使用プロンプト
(((masterpiece))), ((best quality)),((High Resolution)),1 pound steak [beef, medium rare]
▼プロンプトの意味・内容
(((傑作))),((最高品質)),((高解像度)),1ポンドステーキ[牛肉,ミディアムレア]
↑の画像はFilter『Ultra Lighting』での生成例です。
プロンプトの「1ポンドステーキ」、こちらは大体450g前後ですが、それを踏まえると量が多めな仕上がりとなっています。ただ、全体的な描画や「牛肉」のステーキで「ミディアムレア」という点はしっかり描写されているのがわかります。
ちなみに、プロンプトの()や[]は強調の意味合いとなります。↑のプロンプトであれば、「1ポンドステーキ」だけだと牛肉・豚肉・鶏肉...といったように明確に何の1ポンドステーキかわからず、上手く描写されないと思い、1ポンドステーキ[牛肉,ミディアムレア]とすることで、「牛肉の1ポンドステーキでミディアムレア」として生成されるように組んだプロンプトになっています。
ほかの生成画像例
▼使用プロンプト
(((masterpiece))), ((best quality)),((High Resolution)),sashimi of tuna
▼プロンプトの意味・内容
(((傑作))),((最高品質)),((高解像度)),鮪の刺身
↑の画像もFilter『Ultra Lighting』での生成例です。鮪の刺身というシンプルなものに、画質向上系の呪文となりますが上手く生成されているかと思います。被写体でいうと「鮪の刺身」だけしかプロンプトで指示していませんが、緑の色使いや全体の感じもイイ具合に仕上がっているのではないでしょうか。
ほかの生成画像例
▼使用プロンプト
(((masterpiece))), ((best quality)),((High Resolution)),curry and rice
▼プロンプトの意味・内容
(((傑作))),((最高品質)),((高解像度)),カレーライス
↑の画像はFilter『Vibrant Glass』での生成例です。「カレーライス」というこれまたシンプルなプロンプトですが、アーティスティックで面白い仕上がりになっています。お米の周りにガラス・飴細工が散りばめられているような描写はFilter『Vibrant Glass』が直訳すると『鮮やかなガラス』となっているためかと考えられます。
Playground AIでの画像生成はFilterやsamplerによって、異なる生成結果を生み出すことができると思うので、是非いろいろと触って調整しながらやってみてほしいです。
Playground AIの料金体系
※Playground AIは、基本無料で利用可能です(以下、Playground AIより引用)
Playground AIではFree(無料)プラン、Pro(有料)プランがあります(Proプランは15ドル/月)
特筆すべきは無料でも1日1,000枚もの画像生成が可能だという点です(①)
→プロンプトのチェック・テスト等、じっくりと画像生成と向き合うことが出来るため、初心者の方でも慣れるまでしっかり触れることが可能だと言えます
Playground AIでの画像生成のやり方・手順などは、以下よりご参照下さい