Playground AIで生成された建物画像
▼使用プロンプト
The Flying House
▼プロンプトの意味・内容 ※Playground AIでのプロンプト入力は基本的に英語です
空飛ぶ家
↑の画像ですが、細かな指示のない「空飛ぶ家」と少し抽象的ではありますが、プロンプトの反映具合としてはユニークな仕上がりで構図も良く、成功例と言えるでしょう。
Playground AIでは、生成時にModel(モデル)としてStable Diffusionの各バージョンを選択することができます。※2023年8月現在、Stable Diffusion XLまで選択可
↑の画像はStable Diffusion XLを選択した出力画像となっています。設定は[sampler:k_lms]を選択して生成。
sampler(サンプラー)とは
画像生成の際に使用されるアルゴリズムで、それぞれ生成速度等の挙動が異なる特徴有り。
また、Playground AIでの画像生成は『Filter』も選択できます。Filter(フィルター)=画風・効果の意味合い。
Filter選択の生成画像例
▼使用プロンプト
(((masterpiece))), ((best quality)),((High Resolution)),Design office, modern architectural style
▼プロンプトの意味・内容
(((傑作))),((最高品質)),((高解像度)),設計事務所、近代建築様式
↑の画像はFilter『Ultra Lighting』での生成例になります。
プロンプトは「近代建築様式の設計事務所」+画質向上系の内容ですが、しっかり汲み取ってくれてるのがわかります。
ちなみにですが、プロンプトの( )や[ ]は強調の意味合いです。つまり↑のプロンプトを嚙み砕くと”近代建築様式の設計事務所を画質良く”という内容になります。
ほかの生成画像例
▼使用プロンプト
(((masterpiece))), ((best quality)),((High Resolution)),Massive Romanesque structure, height: 200 m, depth: 150 m, width: 125 m, exterior view taken
▼プロンプトの意味・内容
(((傑作))),((最高品質)),((高解像度)),ロマネスク様式の巨大な建築物、高さ:200m、奥行き:150m、幅:125m、外観を撮影
↑の画像はFilter『Vibrant Glass』での生成例です。
「ロマネスク様式」は、サン・トロフィーム教会やケルン大聖堂などが代表的かと思いますが、プロンプトの「高さ:200m、奥行き:150m、幅:125m」はケルン大聖堂よりも一回り大きな寸法となっています。「外観を撮影」とすることで、その大きさ・圧巻さを描画した画像が出力されれば◎と考えていましたが、画像中央に人物らしき描写があるため、良い具合に大きさの比較対象の構図となっていることがわかります。
Playground AIでの画像生成はFilterやsamplerによって、異なる生成結果を生み出すことができると思うので、是非いろいろと触って調整しながらやってみてほしいです。
Playground AIの料金体系
※Playground AIは、基本無料で利用可能です(以下、Playground AIより引用)
Playground AIではFree(無料)プラン、Pro(有料)プランがあります(Proプランは15ドル/月)
特筆すべきは無料でも1日1,000枚もの画像生成が可能だという点です(①)
→プロンプトのチェック・テスト等、じっくりと画像生成と向き合うことが出来るため、初心者の方でも慣れるまでしっかり触れることが可能だと言えます
Playground AIでの画像生成のやり方・手順などは、以下よりご参照下さい