Scribble Diffusionで生成された赤ちゃん画像
▼使用プロンプト
Baby smiles surrounded by sweets
▼プロンプトの意味・内容
お菓子に囲まれた赤ちゃんの笑顔
↑の画像ですが、おそらく客観的に見ると「赤ちゃん?なんか変だな」といった感じになるか思いますが、Scribble Diffusionでの画像生成としては成功例と言えるかと思います。というのも、Scribble Diffusionで求めるイメージに近い描画を期待して画像生成というのは、相当なハードルを要すると言えます。
Scribble Diffusionは、特に人物描写(いわゆるグラビア系美少女だったり、明確に女性・男性)をさせる画像生成AIとしては適していないと言えるかと思います。
Scribble Diffusionの画像生成の仕組みが、↓の左側のようにPC上で自身でラフ画(PCのペイントアプリと同様)を描く+プロンプトの入力での画像生成となります。とりあえず被写体である赤ちゃんをサッと描いて、おくるみっぽいものを描いておけば後は上手くやってくれるのでは?といった思いで描いたラフ画です。
プロンプトだけ、どちらかだけでは画像は生成されない仕様となっているため、必ずラフ画+プロンプト入力からの画像生成となります。もちろん、抜群に絵心がある方はクオリティのほうも少し期待は出来るかと思いますが、初心者には高いハードルと言えるでしょう。(↑のラフ画は40秒程度で描いたものです)
仮に絵心がある・絵を描くことに自信があったとして、直接アート紙等に描くわけではなく、Scribble DiffusionはPCのペイントソフトで絵を描くのと同様なため、ある程度時間をかけてラフ画を完成させても、求めるイメージと異なる画像が生成されるケースも十分考えられます。ラフ画に時間をかけるなら他の画像生成AIサービスを利用して生成するほうが賢明ではないかと思います。
一方で、捉え方を変えれば、思わぬ発見や意図しない画像生成に期待をして、などの理由で画像生成してみる面白さがあるとも言えるでしょう。
ちなみに、同じプロンプト・ラフ画で何度も画像生成可能で、↓は同じプロンプトでラフ画を変えてみたものです。
↑1枚目よりは丁寧にラフ画を描いたつもりですが、上がった画像を見ると、構図は良いです。ただ、ちょっと赤ちゃんが怖いでしょうか。
↓も同一プロンプトで、ラフ画だけを変えて生成した例でが、肝心の被写体である赤ちゃんの描画がない画像となってしまいました。
このラフ画の意図としては、あまったスペースをそれこそお菓子で埋め尽くしてくれないかと願って、やや遠慮した感じでバランス的に小さく描いたラフ画ですが、赤ちゃんの描画がなく、お菓子だけになってしまいました。やはりScribble Diffusionで実写人物系の画像は難易度が高いように思えます。それも自身が求めるイメージ通りとなると、難しいかと思います。
※Scribble Diffusionでのプロンプト入力は基本的には英語です。
Scribble Diffusionの料金体系
Scribble Diffusionは無料で利用することができます。
また、Scribble Diffusionで生成した画像の商用利用に関しては、github内に記載のMITライセンスを見る限り可能と思われます。(ライセンスと著作権表示が条件のようです)
Scribble Diffusionでの画像生成のやり方・手順などは、以下よりご参照下さい