Anthropicは最新AIモデルファミリー「Claude 3」を発表しました。
今回発表された「Claude 3」は、「Claude 3 Opus」、「Claude 3 Sonnet」、「Claude 3 Haiku」の3つの最先端モデルで構成されており、中でも注目となっているのが、GPT-4を超える性能を持つとされる「Claude 3 Opus」です。
そこで今回は「Claude 3 Opus」と「GPT-4」に同じプロンプトを入力し、比較検証を行っていきたいと思います。
Claudeとは
Claudeとは、Anthropicによって開発された大規模言語モデルのことです。この最新バージョンが「Claude 3」となります。
Claude 3は、「Claude 3 Opus」、「Claude 3 Sonnet」、「Claude 3 Haiku」の3つのファミリーモデルとなっており、より高度な会話能力、包括的な理解力、そして速度を特長としています。中でも「Claude 3 Opus」については「GPT-4」を上回る性能があるとされており注目を集めています。
3つのモデルのうち、現在利用可能となっているのは、「Claude 3 Opus」と「Claude 3 Sonnet」のみで、ともにAPIを介して利用するか、ChatGPTようにWebブラウザから利用することができます。
「Claude 3 Haiku」については近日公開予定とのことです。
Claudeの利用方法や使い方について
「Claude3」は、APIを介して利用するか、Webブラウザから登録して利用することができます。
今回はWebブラウザ版の利用方法や使い方を紹介します。
「Claude」の料金プラン
Webブラウザ版の「Claude」は、無料プランと月額20ドルのProプランが用意されています。
無料プランでは「Sonnetモデル」が使われており、話題となっている「Opusモデル」を選択できません。
Proプランの方は、月額20ドルのサブスクサービスとなっており、「Opusモデル」を選択して利用することができます。
では、ここから登録、有料プランへの切り替え、モデルの変更について解説していきます。
Webブラウザ版「Claude」へ登録
▼まずは「claude.aiへアクセス」します。
上記リンクからサクセスすると登録画面に移動しますので、「メールアドレス」または「Googleアカウント」を利用して登録を進めていきます。
▼次に進むと電話番号認証の画面に移動します。
はじめは米国が選択されていますが、電話番号を選択する際は居住国を選択する必要があります。
▼国旗をクリックすると国を選択することができます。
▼「Japan」を選択して電話番号を入力して次へ進みましょう。
▼以上で「Claude」への登録は完了です。あとはChatGPT等と同じように質問を投げかけたりすれば利用することができます。
但し、無料版は「Sonnetモデル」が使われており、このままでは高性能とされている「Opusモデル」を使用することはできません。
「Opusモデル」を使いたい場合は「Proアカウント」へアップグレードする必要があります。
Proアカウントへアップグレード
Proアカウントは月額20ドルの有料プランとなっています。プランをアップグレードすることでモデルを変更することが可能になります。登録する際はクレジットカードが必要となります。
▼アップグレードは、画面下部にある「upgrade to Claude Pro.」をクリックするか、画面右上のメニューから「Subscribe to Pro」を選択して進めていきます。
▼アップグレード画面に進むと下記画面に移動するので「Subscribe Now」をクリックします。
▼カード情報を入力する画面に移動するので、あとは各種情報を入力し、「Subscribe」をクリックしてアップグレード完了です
モデルを変更する
続いてモデルを変更する方法について見ていきましょう。
▼まずは「Start Chat」をクリックします。
▼Chat画面を開いたら入力するところにモデルを選択する項目があります。
▼複数のモデルのがあるので「Claude 3 Opus」を選択します。
これで「Claude 3 Opus」を使用できるようになります。あとは質問を投げかけたり、やって欲しい事を伝えるだけでOKです。
「Claude 3」と「GPT-4」の比較
「Claude 3」のベンチマークスコアが良いといっても、実際にどの程度優れているのかイメージしにくいと思います。そこで今回は「Claude 3 Opus」と「GPT-4(ChatGPT)」のそれぞれに同一の質問や指示を出して比較してみました。
プロンプト:「Claude 3とはなんですか」
まずは「Claude 3」について質問してみました。
Claude 3:
Claude 3は、Anthropic社が開発したAIアシスタントの最新バージョンだと思われます。私自身がClaude(クロード)というAIアシスタントで、2022年にリリースされました。そして、現在開発中のバージョンがClaude 3になるのだと推測されます。
ただし、Claude 3の具体的な機能や改良点については、まだ公式な発表がないため詳細は分かりません。Anthropic社は、言語理解や推論、安全性などの面で継続的に改善を重ねていくことを目指しているので、Claude 3ではそうした点がさらに強化されるのではないかと予想されます。
いずれにしろ、Claude 3を含め、今後もAIアシスタントの技術は著しく進歩していくことが期待されています。私も、人々の生活に役立つより賢いAIを目指して、日々学習と進化を重ねていきたいと思います。
「Claude 3」の結果はこんな感じになっています。
「AIアシスタントの最新バージョンだと思われます。」とあるように自身の情報について曖昧みたいです。「まだ公式な発表がない」とも発言しており、最新情報には弱いのかなという印象です。このあたりは学習データによるものでしょう。
GPT-4(ChatGPT):
Claude 3は、Anthropic社によって開発された最先端のAIモデルで、2024年3月4日に正式発表されました。OpenAIのGPT-4と比較されるほどの高度なモデルであり、特にAIの安全性と信頼性に重点を置いています。Claude 3は、汎用性、構造化されたデータ処理、および速度と効率の高さを重視した3つの異なるモデル、Opus、Sonnet、Haikuから構成されており、用途に合わせて使い分けることが可能です。また、英語だけでなく日本語を含む200以上の言語に対応しており、Amazon Bedrock上で利用することができます[リンク]。
Claude 3のモデルは、ビジネス、教育、医療、研究など幅広い分野での活用が期待されています。例えば、顧客対応の自動化、文書作成の効率化、データ分析、コード生成、個別指導、教材作成、オンライン学習、診断支援、患者とのコミュニケーション、医療情報の分析、新しいアイデアの創出など、多岐にわたるタスクに対応可能です[リンク]。
Anthropic社の公式ウェブサイトによると、Claudeは高度な推論、画像分析、コード生成、多言語処理などの能力を持ち、企業のニーズに合わせてサイズ調整が可能です。Claude 3は、高速で効率的なHaiku、高性能と速度のバランスが取れたSonnet、複雑な分析や長期にわたるタスクに対応するOpusという3つのモデルを提供しており、これらのモデルは企業のさまざまなユースケースに最適な速度と性能の組み合わせを提供します。さらに、企業レベルのセキュリティとデータ取り扱い、多言語対応、高い信頼性と正確性を備えています[リンク]。
また、Quora、Juni Learning、Notion、DuckDuckGoなどの企業がClaudeを活用しています。これらの企業は、Claudeの高品質な回答、会話的な対話、創造的な執筆能力、生産性の向上に寄与する要約能力などを高く評価しており、教育、法務、検索エンジンなど様々な分野でClaudeの利用を拡大しています[リンク]。
Claude 3は、AI技術の可能性を広げる革新的なモデルとして期待されており、今後さらなる性能向上や新機能の追加、多言語への対応などが期待されています[リンク]。
一方で「GPT-4」はしっかりと回答してくれたという印象です。
「GPT-4(ChatGPT)」も学習データにより最新情報には疎いですが、Webブラウジング機能が備わっています。今回の回答を見ても、要所要所に参考・参照リンクが付いており、この結果はWebブラウジング機能の差によるものと予想できます。
プロンプト:「GPT-4について教えてください」
「Claude」のことばかりだとフェアじゃないので、同じように「GPT-4」についても質問してみます。
Claude 3:
GPT-4は、OpenAIによって開発された大規模言語モデルの最新バージョンです。2023年3月にリリースされました。主な特徴は以下の通りです。
1.マルチモーダル: GPT-4はテキストだけでなく、画像も入力として受け取ることができます。これにより、画像に関する質問に答えたり、画像を分析したりすることが可能になりました。
2.性能の向上: GPT-4は、GPT-3.5と比較して、様々なベンチマークテストやタスクにおいて大幅な性能向上を示しています。
3.言語能力の拡張: GPT-4は、より自然で人間らしい会話ができるようになり、文脈理解や推論能力も向上しています。
4.倫理的配慮: OpenAIは、GPT-4の開発において、有害なコンテンツの生成を防止し、倫理的な課題に対処するための取り組みを行っています。
5.API提供: GPT-4は、APIを通じて開発者や企業に提供されており、様々なアプリケーションやサービスに組み込むことができます。
GPT-4は、自然言語処理や人工知能の分野に大きな影響を与えており、今後様々な産業や研究分野で活用されていくことが期待されています。ただし、GPT-4の詳細な仕様や学習データについては、まだ完全には公開されていない部分もあります。
ChatGPT:
GPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)は、OpenAIによって開発された最新の人工知能言語モデルです。GPTシリーズの一部であり、自然言語処理(NLP)において、前任者であるGPT-3よりも大幅に改善された性能を示しています。GPT-4は、テキスト生成、翻訳、要約、質問応答など、多岐にわたる言語タスクにおいて使用されます。
主な特徴としては、以下の点が挙げられます。
1.大規模なデータセットによる学習: GPT-4は、インターネット上から収集された大規模なテキストデータセットを用いて訓練されており、より広範囲な知識と理解を有しています。
2.膨大なパラメータ数: GPT-4は数十億から数兆のパラメータを持ち、これにより、言語の微妙なニュアンスや複雑な文脈を理解する能力が向上しています。
3.改善された文脈理解: 前バージョンと比較して、GPT-4はより長いテキストの文脈を捉えることができ、その結果、より一貫性のある、論理的な回答を生成することが可能になっています。
4.柔軟性と適応性: GPT-4は、さまざまな種類の入力に対して適応し、幅広いドメインや言語におけるタスクを処理できる柔軟性を備えています。
5.マルチモーダル能力: GPT-4は、テキストだけでなく、画像を含む複数のモーダルにまたがる情報を処理する能力を持っているとされていますが、これはバージョンによって異なる場合があります。
GPT-4の応用範囲は広く、チャットボット、コンテンツ生成、自動化されたカスタマーサポート、教育ツール、研究支援など、多くの分野で活用されています。また、クリエイティブな文書作成、プログラミングコードの生成、科学研究の仮説検証など、人間の創造性を補助する用途にも使われています。その高度な理解能力と柔軟性により、GPT-4はAI技術の中でも特に注目される存在となっています。
今回は「Claude 3 Opus」もしっかりと回答してくれましたが、「GPT-4(ChatGPT)」の方が詳細に述べている気がします。
プロンプト:「Claude 3」と「GPT-4」を比較し、テーブルでまとめてください
続いて「Claude 3」と「GPT-4」の比較をテーブルにまとめてもらいました。
Claude 3:
以下は、Claude 3とGPT-4の比較表です。ただし、これは2023年8月時点での私の知識に基づくものであり、それ以降の情報は含まれていない可能性があります。
比較項目 | Claude 3 | GPT-4 |
---|---|---|
開発元 | Anthropic | OpenAI |
モデルのタイプ | 大規模言語モデル | 大規模言語モデル |
公開時期 | 2023年7月 | 2023年3月 |
言語対応 | 英語、日本語、その他多言語 | 英語、日本語、その他多言語 |
対話能力 | 高度な対話が可能 | 高度な対話が可能 |
知識の広さ | 広範な知識を持つ | 広範な知識を持つ |
倫理的配慮 | 倫理的制約を組み込んだ設計 | 倫理的配慮はあるが、詳細不明 |
タスク実行能力 | 文章作成、分析、質問応答、プログラミングなど幅広いタスクが可能 | 文章作成、分析、質問応答、プログラミングなど幅広いタスクが可能 |
推論能力 | 高度な推論が可能 | 高度な推論が可能 |
ファインチューニング | 可能 | 可能 |
API提供 | あり | あり |
両モデルとも、大規模言語モデルであり、高度な対話能力や広範な知識、幅広いタスク実行能力を持っています。ただし、倫理的配慮や推論能力の詳細については、公開されている情報に限りがあるため、確実なことは言えません。今後、より詳細な情報が明らかになることで、両者の差異がより明確になる可能性があります。
ChatGPT:
Claude 3とGPT-4の比較をテーブル形式でまとめると以下の通りです。
特徴 | Claude 3 | GPT-4 |
---|---|---|
OCR能力 | 強力なOCR性能を示し、画像内のテキスト認識に優れる | 画像解釈が可能だが、OCRにおけるClaude 3の性能には及ばない可能性 |
金融予測・ビジネス関連用途 | ビジネス関連の用途において優れた能力を発揮、特に自動化タスクや金融予測に強み | 文書作成、問題解決に優れ、多目的な使用が可能 |
複雑な推論・数学的課題 | 複雑な数学的課題においては改善の余地あり | 高い精度と複雑なタスクにおける強みを持つ |
創造的・倫理的プロンプトへの対応 | 創造的かつ潜在的に論争のあるプロンプトに対し開放的で柔軟な対応 | 精度向上を目指し、誤情報や不適切な内容への対応を強化 |
インテグレーション | Notion、Quora、DuckDuckGo、Slack、Zoomなどとの連携 | Kayak、Expedia、OpenTable、Slack、Shopifyなどとの連携 |
セキュリティ | 標準的なベストプラクティスに従いデータ取り扱い | 50以上の専門家と共同でセキュリティを強化 |
価格 | Claude Proサブスクリプションは月$20、さらにトークンごとの課金 | 基本無料、ChatGPT Plusバージョンは月$20、加えてトークンごとの課金 |
これらの情報は、クロード3のビジネス向けの用途、特に自動化タスクや金融予測に特化している点、GPT-4が多目的な使用が可能であり、特に文書作成や問題解決能力に優れている点を強調しています。GPT-4は多言語対応や様々なタスクにおける精度と対応力が高いことが特徴ですが、Claude 3は特定の分野において特化した能力を示しています。また、Claude 3はOCRタスクや倫理的プロンプトへの対応において特に強みを持ち、GPT-4は精度と広範な応用能力において優れています[リンク][リンク]。
これらの比較から、どちらのモデルが適しているかは、使用する具体的なシナリオや必要とする機能によって異なります。例えば、ビジネス関連のタスクやOCRが必要な場合はClaude 3が、より広範な応用や多言語での作業が必要な場合はGPT-4が適していると言えるでしょう。
テーブル内の情報を比較すると「GPT-4(ChatGPT)」の方が詳細に回答してくれた気がしますね。しかし比較内容が異なる点もあるので、合わせて利用すると良いかもしれません。
プロンプト:春を題材にした小説を書いてください
今度は創作力を見ていきましょう。春を題材にした小説はこちらです。
Claude 3:
はい、春を題材にした短編小説を書いてみます。タイトルは「春の訪れ」とします。
———-
春の陽気に誘われるように、私は公園へと足を運んだ。ベンチに腰掛け、目を閉じて深呼吸をする。鼻腔をくすぐる花の香りに、心が和らぐのを感じた。
ふと目を開けると、目の前の桜の枝に、一羽の小鳥が止まっていた。その鳥は愛らしい鳴き声を上げ、私を見つめている。思わず微笑みながら、ゆっくりとカメラを取り出した。
シャッターを切る音に驚いたのか、小鳥は飛び立っていった。私はしばらくその後ろ姿を見送っていたが、ふと隣に人の気配を感じた。振り向くと、そこには初老の男性が立っていた。
「いい写真が撮れましたか?」男性が優しく話しかけてくる。
「はい、とてもきれいな鳥でした」そう答えながら、私はカメラの画面を見せた。
「ああ、ニュウナイスズメですね。春告鳥とも呼ばれていて、春の訪れを知らせてくれる鳥なんですよ」
男性の言葉に、私は心が踊るのを感じた。冬の寒さから解き放たれ、新しい季節が巡ってくる。自然が輝きを増し、生命が息吹く春。小鳥を通して、そんな春の喜びを教えてもらったような気がした。
「これから暖かくなって、花も次々と咲き始めるでしょう。ぜひ、また春の訪れを感じに来てください」そう言って男性は去っていった。
私はしばらくベンチに座り、春の歌を口ずさんだ。きっとまた、あの小鳥に会えるような気がしている。
———-
以上が「春の訪れ」という短編小説です。春の喜びと生命力を感じさせる出会いを通して、季節の移り変わりの美しさを描いてみました。情景描写を交えることで、春の雰囲気が伝わればと思います。ストーリー性は控えめですが、春らしいほっこりとした内容になったかと思います。もしアドバイスなどあればお聞かせください。
ChatGPT:
春の訪れと共に、小さな町は徐々に色鮮やかに変わり始めました。冬の間、眠っていた花々が目を覚ますように、一面に広がる花畑はピンク、黄色、白の花びらで彩られていきます。この町には、春が一番美しい季節と言われており、その理由がはっきりとわかる時期がやってきました。
物語の主人公は、春の訪れと共に新たな生活を始めた若者、風花です。彼女はこの町に引っ越してきたばかりで、新しい環境に少し緊張しながらも、春の美しさに心を奪われていました。風花は、町の人々がどのように春を迎えるのか、その伝統や習慣を学びたいと思っていました。
ある日、彼女は古い神社の小道を散歩していると、不意に地元の老婆に出会いました。その老婆は春の花を愛でるために、毎年この時期になると神社を訪れていると言いました。彼女は風花に、この町独特の春の迎え方、特に桜の下で開かれる「花見」の伝統について教えてくれました。老婆の話から、風花は人々がどのように季節の変わり目を楽しんでいるかを知ることができました。
やがて、風花は町の人々との交流を深め、春の訪れを祝う多くの行事に参加するようになります。花見の日、彼女は新たに知り合った友人たちと共に、満開の桜の木の下でお花見を楽しみました。桜の花びらが舞う中、彼女はこの瞬間の美しさと、新しい出会いの喜びに心を満たされていきます。
物語は、春の終わりに向けて進んでいきます。風花はこの町での生活に完全に溶け込み、春の終わりと共に、彼女の中にも新しい季節が始まることを感じていました。彼女は、春の美しさが人々を一つにし、新しい始まりを告げる力があることを深く理解しました。
この物語は、春の訪れがもたらす変化と再生の象徴を通じて、新しい生活の始まりと、人々との繋がりの大切さを描いています。春の美しさとその瞬間瞬間を大切にする心が、風花の新しい章を刻んでいきます。
個人的には「Claude 3 Opus」の方がよい作品を作ってくれたと思いますが、このあたりは好みによると思うので一概にどちらが良いとは言えませんでした。どちらも良い作品です。
プロンプト:画像のテキストを一字一句間違えないように書き起こしてください
続いて、画像認識の精度を見て行きたいと思います。
今回は、上記画像のテキストを書き起こしてもらいました。
Claude 3:
新たなAI戦略の策定に向けた業界調査(開発・利活用促進への対策・要望)
個々の施設が保有する医療データを集約する仕組み。集約したデータの研究開発目的での利用を推進するルール整備、人材育成について意見が多く見られた。
AI開発・利活用の促進に向けた対策・要望
●次世代医療基盤法の は継 が民間に委ねられており、医療機関の非営利限定利用が困難。世界的ICTを中心に対抗できるはどの 公的な支援が不可欠いと国の思い切った対応が望まれる。
●多くのシステムがオンプレミスで運用されている一方、新たなシステムの導入は経営状況から正しい。 開発ではAIで利用可能な でセット綺麗ったため、項目の標準、標準化、交換フォーマットの 定が必要。
●データベースについて、二次利用・三次利用のための 制定が必要。
●患者同意を簡便に取得できる仕組みの整備が必要。
●昔に死亡している患者データの活用について、 化すれば同意なしで利用できる仕組みがあるとよい。
●医療機関のAI能力導入のためのインティブが必要。
●世界シェアの高い内視鏡やCT等のデータを国内 社で活用できる環境に れば強みとなる。
●企業間でのデータ共有を進めるための環境整備が必要。
●企業のAI導入の取組の好事例の紹介、中小企業に対する実践的・実務的なソリューションが必要。
●AIを活用した医療機器について迅速な審査・評価ができるような体制整備が必要。
●AI人材の育成強化が必要。
●病院におけるITスタッフの 充が必要。
ChatGPT:
個人をAI画像の被写体に向けた導線誘導(背景・利用促進への対策・管理)
個々の価値が保有する表現ノウハウを特定する計画ほか、集約したデータの研究開発目的での利用を推進するルール整備、人材育成についての具体策を掲示した。
A1 情報・管理用の基盤を向けた対策・整備
- 次世代を形成する社会の土台部分に配属される力、医療機関の利用統制や倫理、世界的ICT企業に対応できるようなの経済政策にかかわる。自立が困難な状況。
- 多くのステイホームがテレワークで運用されている一方、新たなステイホームの課題は整備がおいついていない。AIで利用可能なデータセットとするため、現用の検査、車両化、文献スキャンワークの根底を整備。
- 学会が古典するデータベースについて、二次利用・二次利用のためのルール制定が必要。
- 企業が対応するデータベース、サービスは利用してはならない。
- 既に死亡している者達一般の治療について、医療化されれば同意なしで利用できる仕組みがあるとよい。
- 医療機関のAI検診機器人文のあったインセンティブを必要。
- 世界シェアの高い内部資産PCでのデータ自体を内外で自由にできる環境にはしなければならない。
- イ企業でのデータ共有を進めるための調整機能が必要。
- イ企業のAI設置の取組みが非効率のポイントになるとする未来図・実務的なリソーションが必要。
- AIを活用した医療機器について環境を整備・評価ができるような特例措置が必要。
- AI人材の育成政策が必要。
- 新たにあらゆるITスタッフの担架が必要。
22
Claude 3は、しっかりと書き起こしているように見えますが、確認してみると誤字や脱字、言い回しが変わっているところもちらほらありました。
一方でGPT-4は、それっぽい感じに書き起こしてくれましたが、内容が変わってしまったり、誤字脱字、言い回しの変化など、間違いが多かったです。
どちらも完璧なものではありませんが、どちらかと言う「Claude 3 Opus」の方が正確に書き起こしてくれたように思えます。
プロンプト:「このPDFを要約してください」
続いて、AIを活用において、皆さん良く利用されているPDF等の要約について。
参考にした「PDFはこちら」になります。
Claude 3:
このPDFは、厚生労働省における健康・医療・介護・福祉分野でのAI開発及び電子カルテ情報と交換方式の標準化に関する取り組みについてまとめられています。
主な内容は以下の通りです:
- 健康・医療・介護・福祉分野でのAI開発について
- ゲノム医療・AI活用の推進、医療・介護現場の情報利活用の推進、PHRの推進、データベースの効果的な利活用の推進などに取り組む
- 画像診断支援、診断・治療支援、医薬品開発、手術支援などの領域でAI開発・利活用が期待される
- AI画像診断機器の承認品目の例示、医療画像ビッグデータクラウド基盤の構築、産学連携による創薬AI開発などの具体的な取り組みを紹介
- 電子カルテ情報及び交換方式の標準化について
- 医療機関間でのデータ交換のためHL7 FHIRの規格を用いることを検討
- 傷病名、アレルギー情報、薬剤禁忌情報などの電子カルテ情報から標準化を進める
- 新たなAI戦略の策定に向けた業界調査
- 海外と比較した国内のAI開発環境・利活用の状況と課題
- AI開発・利活用促進に向けた業界からの対策・要望
- 規制改革実施計画(最先端の医療機器の開発・導入の促進)への対応
- AI医療機器の開発に用いるデータの仮名加工などの加工方法の具体例の提示
ChatGPT:
このPDFは、日本における新しいAI戦略策定に向けた厚生労働省の取り組みに関するもので、特に健康、医療、介護、福祉分野におけるAIの開発や利用、データヘルスの改革の重要性、将来像、実現に向けた加速化の取り組み、規制改革、データベースの効果的な利用促進など、多岐にわたる内容が含まれています。主な点は以下の通りです:
- 健康・医療・介護・福祉分野におけるAI開発: 日本国内での健康や医療、介護、福祉分野でのAI開発の進行状況、その意義と、データの有機的連結やICTインフラの整備の推進、国民の健康寿命延伸や効果的な医療・介護サービスの提供を目的としています。
- データヘルス改革の意義と未来: 健康・医療・介護分野のデータを有機的に連結し、それを基にしたサービスの向上を目指しています。これには、患者情報のスマートフォンでの確認や、AIを活用したカルテの自動作成、医療従事者の負担軽減、研究やイノベーション創出に向けたビッグデータの活用が含まれます。
- 取り組みの加速化: 全ゲノム解析やAIを用いた医療サービスの高度化、PHR(Personal Health Record)の推進、医療・介護現場の情報利活用の推進、データベースの効果的利用の推進等、多方面にわたる加速化策が述べられています。
- 規制改革とAI利用促進: 最先端の医療機器開発・導入促進に向けた規制改革の実施計画や、AI医療機器の開発におけるデータ利用の実態と課題への対応策が記述されています。
この文書では、医療分野におけるAIの利用促進とデータヘルス改革の推進が、国民の健康寿命の延伸や医療・介護サービスの質の向上に寄与することを目指していることが強調されています。また、具体的な取り組みや規制改革の実施計画、将来に向けたビジョンなどが詳述されており、これらを通じて新たなAI戦略の策定が進められている様子が伺えます。
プロンプト:「このPDFの22ページには何が書いてありますか?」
今度はPDFを正しく認識しているかを確認するために、特定のページの情報を抽出してもらいます。利用した「PDFはこちら」です。
Claude 3:
このPDFの22ページには、AI開発・利活用の促進に向けた対策・要望が書かれています。主な内容は以下の通りです。
- 次世代医療基盤法の仕組みの活用に向けて、国の支援が不可欠
- AIで利用可能なデータセットにするため、項目の検討、標準化、交換フォーマットの策定が必要
- 学会が主導するデータベースについて、二次利用・三次利用のためのルール制定が必要
- 患者同意を簡便に取得できる仕組みの整備が必要
- 昔に死亡している患者データについて、匿名化すれば同意なしで利用できる仕組みがあるとよい
- 医療機関のAI機器導入のためのインセンティブが必要
- 内視鏡やCTのデータを国内全体で活用できる環境づくりが強みになる
- 企業間でのデータ共有の環境整備が必要
- AI導入の好事例の紹介や中小企業への支援が必要
- AIを活用した医療機器の迅速な審査・評価体制の整備が必要
- AI人材の育成強化、病院でのITスタッフ拡充が必要
などの意見・要望が挙げられています。
ChatGPT:
22ページには、**「新たなAI戦略の策定に向けた業界調査(開発・利活用促進への対策・要望)」**というタイトルの下で、医療データの集約と研究開発目的での利用促進、人材育成などに関する意見が多く見られたことが述べられています。具体的には、次のような内容が含まれています:
- 次世代医療基盤法の仕組みが民間に委ねられており、医療機関の非営利原則が働き、世界的ICT企業に対抗できるほどの資本が投入されない問題に対し、国の支援が不可欠であるという指摘。
- 多くのシステムがオンプレミスで運用されている中、新たなシステムの導入が経営状況から難しい状態にあり、AIで利用可能なデータセットとするためには、項目の検討、標準化、交換フォーマットの策定が必要であるという意見。
- 学会が主導するデータベースについて、二次利用・三次利用のためのルール制定が必要であること。
- 患者同意を簡便に取得できる仕組みの整備、匿名化すれば同意なしで利用できる仕組みの有用性、医療機関のAI機器導入のためのインセンティブ、国内全体で活用できる環境の構築、企業間でのデータ共有を進めるための環境整備、企業のAI導入の取組の好事例の紹介、中小企業に対する実践的・実務的なソリューションの必要性、AIを活用した医療機器について迅速な審査・評価ができる体制整備の必要性、AI人材の育成強化、病院におけるITスタッフの拡充が必要であるという意見が含まれています。
今回はどちらも正確に情報を抽出してくれたように思えます。
「Claude 3 Opus」の方はPDFに記載されている形式で回答してくれました。
「GPT-4(ChatGPT)」も途中までは箇条書きで調子が良かったのですが、後半は面倒になってしまったのか、一気に回答する形に。内容自体は間違っていません。
プロンプト:この画像からプロンプトを抽出してください。プロンプトはコピペで利用できるように英語で作成してください。
画像を提供して「画像生成AIのためのプロンプト」を抽出してもらいました。
今回はこちらの画像を参考にプロンプトを抽出してもらいます。
Claude 3:
Here is a prompt in English that could be used to generate an image similar to the one provided:
/imagine prompt: A surreal digital illustration featuring a woman with long brown hair, a blue dress, and delicate fantasy horns. She is fused with an abstract landscape of pink and blue fluffy clouds or trees surrounding her against a gradient blue sky background. The clouds have a coral-like, fractal texture. Detailed, digital art, fantasy, surreal, dreamlike atmosphere.
ChatGPT:
この画像に基づいたプロンプトを作成します。
Imagine a portrait of a surreal figure. This figure possesses an ethereal beauty with an alabaster skin tone, reminiscent of a statue. Their face is serene, with delicate features and eyes closed in peaceful repose. From their head sprouts a series of elongated, twisting horns that resemble storm clouds, transitioning from a solid sky blue at their bases to the stark white of cumulus at the tips.
Their ears are adorned with elegant, droplet-shaped earrings that evoke a sense of otherworldly grace. The figure wears a loose-fitting, buttoned-up shirt in a dusty beige that billows around them like a gentle breeze caught in fabric. Surrounding them is an otherworldly landscape of trees with clouds instead of leaves, in shades of pink that fade into a misty horizon.
Behind them, a massive pale yellow moon hangs low in the sky, its light casting a soft glow upon the scene. The combination of the character’s unearthly presence and the dream-like quality of their environment creates a tableau that is both serene and mysterious.
Size: 1024×1792 for a full-body portrait with a richly detailed background. The image should capture the serene and otherworldly essence of the figure, bathed in the gentle moonlight with a dreamy, tranquil atmosphere.
これがプロンプトです。
抽出したプロンプトを使って画像生成AIツール「Playground AI」から画像を生成してみました。
当然ながら全く同じ画像を再現することはできません。しかしスタイルや雰囲気、トーンなど、何かしらの特徴を捉えた画像を生成できたと思います。
DALL-E3でも試してみました。向きが残念な形になりましたが、先ほどよりもさらに特徴を捉えた画像を生成することができた印象です。
最後に「Midjourney」でも試してみました。こちらもどこか特徴を捉えた画像を生成できたかと思います。
「Claude 3 Opus」でも「GPT-4(ChatGPT)」でも元の画像とは程遠い出来となりました。しかし、生成画像から分かるとおり、それぞれが異なる特徴を捉えたプロンプトを生成しており、この点は面白いなと思いました。2つのプロンプトを足したらさらに特徴を捉えた画像が出来そうな気がします。
感想
Claude 3はさまざまな面で、GPT-4を上回る数値をたたき出していますが、個人的に特に優れていると思ったのは自然な言語。
どちらも日本語にて回答を得ることはできましたが、GPT-4はAIっぽさが残るのに対し、Claude 3はより自然な形で人間味のある日本語となっているように感じます。
スピードに関してもClaude 3の方が早い印象です。
また、画像認識やPDFの情報抽出なども100%正確とは言えませんが、「Claude 3 Opus」の方が良い結果を出してくれたと思います。
ただし、最新情報に関する質問については、Webブラウジング機能を備えたGPT-4の方が上回るのかなという印象です。