ChatGPT GPTs

【ChatGPT】職種別AI活用ナビ|あなたの仕事に役立つAI活用方法とは?

はじめに:なぜこのツールを作ったのか?

この1年弱で、SNSやブログ記事、広告などでよく見かけるようになった言葉があります。

「まだAI使ってないの?」
「AI使ってる人と使ってない人でこんなに差がついてます」

たしかに、AIは便利です。とくにChatGPTのようなツールは、うまく活用すれば業務の効率化に大きく貢献してくれます。

ですが、こうした「AI推し」のメッセージには、少し違和感を覚えていました。

AIは“全員にとって万能”ではない

実際には、

  • 「AIが得意なこと」と「自分の仕事で必要なこと」が嚙み合わない

  • 世の中で話題になっているAIツールが、自分には使いにくい・使いどころがわからない
    …といったケースも多いはずです。

たとえば、動画編集者には刺さるAIでも、営業職の人には「で、これ何に使うの?」ということもあるかと思います。

このギャップこそ、AI普及における最大の障壁だと感じました。

また、ChatGPT、気にはなってるけど――
「自分の職種にどう使えばいいかわからない」
「営業とかエンジニアならともかく、私の仕事に活かせるの?」

そんな声、実はすごく多いんです。
そこで作ってみたのが、自作GPTs『職種別AI活用ナビ』
100職種以上に対応し、それぞれの仕事に合わせてぴったりなAI活用法を実例つきで提案してくれます。

GPTsとは
ChatGPTをカスタマイズできる新しい機能。
「こんなGPTを作りたい」→独のチャットボットを作成することができます。
※独自のGPT作成にはChatGPT Plus(有料プラン)必須

「職種別AI活用ナビ」って何ができるの?

このツールは、「あなたの仕事」に焦点を当てて、AIの活用方法を提案するナビゲーターです。

・職業名を入力するだけで、業務内容を想定してAI活用をアドバイス
・初心者でも安心な「やさしい言葉と具体例」
・「工場勤務」「医療関係」などざっくりした入力でもOK! → 具体的な仕事内容を聞き返してくれる丁寧設計

ユーザーは「〇〇の仕事をしています」と入力するだけで、その職種に合ったAI(特にChatGPT)の活用法を、実践的かつわかりやすく提案してくれます。

営業、保育士、アパレル、IT職、工場勤務、接客業などなど……現在、100職種以上に対応、このツールはChatGPTのGPTs機能で動いています。リンクを開くだけで、誰でも無料(推奨はChatGPT Plusユーザー)で使うことができます。

最後に読者限定で「職種別AI活用ナビ」のリンクを掲載しているので、是非ご活用していただければと思います。

「職種別AI活用ナビ」を使うための準備

「職種別AI活用ナビ」を使うためには、ChatGPTにログインしている環境が必須となります。

※すでにChatGPTを使っている方はこの項目を飛ばしてください

Web版で始める方法(PC・スマホのブラウザ)

1.公式サイトへアクセス
以下のリンクからChatGPTの公式サイトにアクセスしましょう。
https://chat.openai.com/

2.アカウントの作成(無料)
・「Sign up(サインアップ)」をクリック
・メールアドレス、Googleアカウント、Apple IDなどで登録可能
・電話番号のSMS認証が必要になるので、スマホを手元に用意しておきましょう

3.ログインして利用開始
登録が完了すると、すぐにチャット画面にアクセスできます。
日本語にも対応しているので、安心して使えます。

スマホアプリ版を使いたい方へ(iOS/Android)

ChatGPTはスマートフォン専用アプリも用意されています。移動中などに使いたい方にはアプリ版も◎

▼iPhoneの場合
・App Store「ChatGPT」リンクがこちら

▼Androidの場合
・Google Play「ChatGPT」リンクがこちら

「職種別AI活用ナビ」の使い方例

「職種別AI活用ナビ」の使い方として、具体例で紹介していきます。

こんな感じで、疑問を投げかけてもOKです。

これに似たような形として↓

こちらも「あなたの職種」以前の単純な疑問の入力例です。

ここから少し続けてみます。

ユーザーはパン屋さんで働いていますが、AIを活用することが出来るのか気になっている様子が伺えます。

このような、ざっくり「私は〇〇の仕事です」と入力するだけで、ナビゲートしてくれます。

このように、「AIで何ができるのか」をナビゲートしてくれます。

次に、「経理職」で、最初から具体的に入力してみたらこんな回答が👇

 

どう使えばいい?おすすめの活用シーン

やり取りの具体例を紹介しましたが、形式的にどう使えばいいのか?おすすめの活用シーンを

・企画書や提案書のたたき台づくり
・お客さま対応や社内向け文書の文章チェック/作成
・定型業務の効率化のヒント探し
・上司や後輩への伝え方を一緒に考える
→回答を見ているうちに“こんな聞き方があるのか”とプロンプトの工夫に気づけるのも、密かな魅力です

画像生成も可能

↑この回答をもとに、「保育園の春のイベントに使うイラストを描いて」と入力すると

すぐにこのようなイラストを生成してくれます。

「ここが気に入らないな」という部分がある場合、「こうしてほしい」「もっとこうしたい」というのをチャット入力すればOK。(無料利用の場合、画像生成回数に一定時間を置く等、制限あり)

「職種別AI活用ナビ」の意義とは?

「これって普通にChatGPTに聞くのと同じじゃないの?」と思う方、きっといらっしゃるでしょう。
ChatGPTに「私の職業に合ったAI活用法を教えて」と聞くだけでも、ある程度の提案は返ってきます。
では、なぜわざわざ「職種別AI活用ナビ」を作ったのか?
そこには以下のような理由があります。

1. 目的に特化した設計だから迷わず使える

通常のChatGPTでは、何を聞けばいいか分からない人も多いです。
「職種別AI活用ナビ」は最初から「職業別に活用法を提案する」という明確な目的に特化しており、迷わず始められます。
最初から「職種に応じた活用提案」に特化しているため、ユーザーはただ「〇〇の仕事をしています」と言うだけで、的確な活用アドバイスが得られる設計です。

2. 職種別に最適化された対話設計

単に情報を出すだけでなく、「仕事内容を丁寧に聞き出す」「困りごとにも触れる」「実践的でわかりやすい表現にこだわる」など、プロンプト設計を工夫しています。(ChatGPTに直接聞いた場合よりも、一貫性ある質の高い回答が得られやすい

3. AIが「自分ごと化」される体験

「ChatGPTをどう活用すればいいか分からない」人でも、このナビを通して「自分の仕事に本当に役立つことなんだ」と実感できます。こうした“きっかけ”や“入口”になる体験こそが、このナビの本当の価値です。

同じChatGPTベースでも、「何を聞くべきか迷う人」や「自分に向いた使い方が分からない人」にとっては、このナビの設計や導線が大きな価値になるのではないかと考えています。

さいごに:あなたの仕事にも、AIの力を

自作GPT「職種別AI活用ナビ」について紹介しました。
とはいっても、まだまだ粗はあるかと思いますので、現状ストア非公開となっています。
それでも、「AIを活用したい」、「自分がAIで何ができるのかを知りたい」という方のために、当記事読者限定で「職種別AI活用ナビ」のURLを公開します。
まずはこのナビで『自分の仕事とAIの接点』を探してみてください。
誰でも無料で使えます👇(ChatGPTアカウントがあればOK)
「職種別AI活用ナビ」

ざっくりした職種(例:「工場勤務」「医療系」など)の場合は、ナビが具体的な仕事内容を聞き返すようになっています。これは誤解を避け、より適切な提案をするための設計です。

また、無料プランでの利用の場合、一定回数使用すると、次の利用可能時間まで待つ必要があります。

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