※この記事は2025年4月13日に作成したものです(当記事掲載の画像は、全てAI生成の画像です)
2025年4月現在、愛犬や愛猫の写真をAI技術で擬人化した画像が、各SNSで話題となっており、「私も擬人化のAIのやつ、やりたい」といったユーザーも増えています。
この記事では、その”AIのやつ”、ChatGPTを使ってペット写真・動物写真を擬人化する方法について解説しています。
目次
ChatGPTでペット写真を擬人化する方法~準備編~
※すでにChatGPTを使っている方はこの項目を飛ばしてください
「ChatGPT(チャットジーピーティー)」とは、AIと会話しながら調べ物をしたり、アイデアをもらったり、文章を作ってもらったりできる、非常に便利なツールです。
「気になっているけど、何から始めたらいいの?」
「使い方が難しそう…」
という方も2025年4月現在、まだまだ多いかと思いますが、ChatGPTを始める準備編として、アカウントの作り方から使い方の入口までをわかりやすくご紹介します。
ChatGPTは、有料プランを利用することで、より高性能なAIにアクセスすることも可能ですが、無料でも十分に使えます。
今回の擬人化画像の生成も無料で可能です。
Web版で始める方法(PC・スマホのブラウザ)
1.公式サイトへアクセス
以下のリンクからChatGPTの公式サイトにアクセスしましょう。
https://chat.openai.com/
2.アカウントの作成(無料)
・「Sign up(サインアップ)」をクリック
・メールアドレス、Googleアカウント、Apple IDなどで登録可能
・電話番号のSMS認証が必要になるので、スマホを手元に用意しておきましょう
3.ログインして利用開始
登録が完了すると、すぐにチャット画面にアクセスできます。
日本語にも対応しているので、安心して使えます。
スマホアプリ版を使いたい方へ(iOS/Android)
ChatGPTはスマートフォン専用アプリも用意されています。移動中などに使いたい方にはアプリ版も◎
▼iPhoneの場合
・App Store「ChatGPT」リンクがこちら
▼Androidの場合
・Google Play「ChatGPT」リンクがこちら
ChatGPTでペット写真を擬人化する方法~実践編~
ChatGPTを利用できるようになったら、”擬人化させたい画像”を用意し、早速生成してみましょう。
※以下、スクリーンショットはすべてWeb版のChatGPT(無料プラン)のものです
カワイイ猫の画像を添付し、入力するテキストプロンプト(指示)の具体例とともに見ていきたいと思います。

▼入力プロンプト
これを擬人化した画像作って
上記プロンプトでは、このように2次元アニメ調として擬人化されました。もし、アニメ風の擬人化画像ではなく、実写画像として擬人化してほしい場合は、↓のように続けてプロンプトを入力するといいでしょう。
▼入力プロンプト
実際の人間にして
こんな感じですね。「擬人化した画像を作って/生成して」という意味が伝わるプロンプト内容であれば、特にフォーマットがあるわけではありません。
続けて、違うプロンプトのパターンでの生成例を紹介します。
いいでしょう。
▼入力プロンプト
これを実際の人間に擬人化させた画像作ってください
この生成例では、すぐに擬人化画像を生成ではなく、ChatGPT側から”どんな擬人化画像にしたいか”を聞かれました。
自身の希望をそのままプロンプトとして入力します。
▼入力プロンプト
日本人の女の子、若い
上記プロンプト通りの結果になったかと思います。ほか、何か細かな点があれば、続けてプロンプト入力すればいいでしょう。
ChatGPTでペット写真を擬人化する方法~いろいろな生成例~
添付する画像が↑です。
▼入力プロンプト
これを擬人化した画像作ってください。日本人。実写。
上記プロンプトで入力した結果↓
黄昏ている感じがしっかり反映されているように思えます。
ちなみに、ここまでの猫や犬の素材は実際のペット写真ではなく、AI生成画像になります。つまりChatGPTでの擬人化画像生成はAI画像からでも問題なく擬人化できるということがわかります。
↑は老犬の写真(画像)です。
▼入力プロンプト
これを擬人化した画像作ってください。
「老犬」や「老人」というワードは一切使っていませんが、このような擬人化画像に仕上がりました。
↑複数の画像からでもちゃんと擬人化されるのかも試してみました。
▼入力プロンプト
これを擬人化した画像作ってください。
このような仕上がりです。特長を捉えた生成結果になったかなとは思いました。
犬・猫以外にも試してみました。入力プロンプトは、ごく基本的なものです。
▼入力プロンプト
これを擬人化した画像作ってください。
結果はこのようになりました。可愛らしさや構図そのままに反映されたように見えます。
カラスでもやってみました。プロンプトは、一応カラスだということを明言しています。
▼入力プロンプト
このカラスたちを擬人化した画像作ってください。
↑個人的に、イメージした通りにはなりました。
ただ、この辺になってくると最早ペット写真(画像)という域は超えてしまっていますねw
ペットの域は超えてしまっているとは思いますが、虎が泳いでいる画像でやるとどうなるのかも試してみました。
こちらは絵的に男性よりは女性が泳いでいるほうが見映えするかなと思ったので、プロンプトには「女性」のワードを入れました。
▼入力プロンプト
これを擬人化した画像作ってください。女性。
ちょっと思っていた感じとは違いましたが、ある意味これぞ擬人化ではないでしょうか。AIの画像生成は、大喜利のようなところがあるので、この結果は大喜利力が高いと言えそうです。
まとめ
今回の“ペット擬人化ブーム”。
一過性のモノなのかどうかまでは言及できませんが、ただ可愛いだけじゃなくて「どう擬人化すると一番ネタとして面白いか」という、センス勝負みたいになってるのも感じます。
「なんでこうなるんだよ!」っていうギャップがウケる、ということなのかもしれません。
ただ、「擬人化」って本来、“イメージをAIがどう解釈するか”っていう余白があってこそ面白い、と思っている人もいそうです。「髪はこう、服はこう、顔はこう」って全部指定しちゃうと、それってもう擬人化の範疇を超えて“デザイン指示”になってしまうのでは?と考える人もいるのではないでしょうか。
いずれにしても、『擬人化=AIのセンス試し』みたいなところはありそうですね。