SeaArtで生成された神社画像
▼使用プロンプト
A fantastic scene at the shrine on the night of the traditional Japanese event "Tanabata", when the bamboo branches in the grounds are decorated with strips of paper with wishes written on them and fireworks are shot up into the night sky
▼プロンプトの意味・内容
日本の伝統行事「七夕」の夜、境内の笹に願い事を書いた短冊が飾られ、夜空に花火が打ち上がる幻想的な神社の光景
↑の画像はプロンプトを入力し、『モデル→majicMIX reverie』『画像サイズ→1:1(768×768)』ほか設定は何も触らず生成した画像です。プロンプトは、複数の被写体+情景といった構成で、決して簡素なものではないですが、仕上がり的には”まずまず”といった感じです。「七夕」の描画は難しいだろうなと考えていましたが、想定以上に”夏の匂い”を感じられる出来だとは思います。
上手くいかない場合は、二度・三度と何度か生成を繰り返す、または、SeaArtではLoRAやControlNetも使えるため、より求めるイメージに近い生成結果が望みやすいかと思いますが、ここではLoRAやControlNetを使用せずモデル選択のみでの1度目の生成結果を掲載しています。
LoRA...追加学習されたモデルデータ
ControlNet...元の画像から構図(ポーズ)指定での画像生成が可能
豊富なモデル選択可能なSeaArtですが、モデルを選択すると自動的にネガティブプロンプト(描いてほしくない・出力されたくない要素)が設定されるため、ある程度簡単なプロンプトでもクオリティの高い画像生成が望めます。
※基本的には当比較サイト掲載のAI画像はネガティブプロンプト未入力での生成画像となります
ほかの生成例
▼使用プロンプト
A fantastic scene at the shrine on the night of the traditional Japanese event "Tanabata", when the bamboo branches in the grounds are decorated with strips of paper with wishes written on them and fireworks are shot up into the night sky
▼プロンプトの意味・内容
日本の伝統行事「七夕」の夜、境内の笹に願い事を書いた短冊が飾られ、夜空に花火が打ち上がる幻想的な神社の光景
↑の画像も同一のプロンプトで、『モデル→GhostMix』『画像サイズ→1:1(768×768)』での生成例となりますが、先ほどの1枚目に比べると、「花火」の描画がありません。ただ、プロンプトで特に指示指定していない”少し下から見上げるアングル”の構図はプロンプトを考えた身としてはGoodと言いたいです。
ちなみに、鳥居に掛けられた「短冊」や提灯らしき灯りに描かれた文字らしき描画に関して、AI画像はテキスト(文字・アルファベット等)の描画をある程度正確に描画・表現するためには、他の描画に比べてはるかに多くのトレーニングデータが必要となるため難しい、あるいは上手くいかないケースが多いです。テキストやワードマークを綺麗に描画する画像生成AIサービスも存在するものの、必ず上手く生成されるというわけではないようです。※2023年10月現在
ここまで1枚目・2枚目は英語プロンプトで生成した画像ですが、SeaArtは日本語プロンプトにも対応しています。
▼使用プロンプト
日本の伝統行事「七夕」の夜、境内の笹に願い事を書いた短冊が飾られ、夜空に花火が打ち上がる幻想的な神社の光景
↑の画像はこれまでの英語プロンプトを日本語プロンプトにして生成した例ですが、『モデル→DreamShaper』『画像サイズ→1:1(768×768)』での生成例になります。先ほどの2枚目同様に「花火」の描写がありません。また、鳥居の描写も無いからということでもないと思いますが、「神社」というよりは例えば京都の街並みの一角のような描画に見えてしまう例となりました。絵的には雰囲気もあり、悪くないと思えるだけに、惜しい感じはしました。
SeaArtのように、基本的にモデルを使用しての生成は、求めるイメージ通りという保証は無いものの、ある程度のクオリティは望めるかと思います。そういった意味でもSeaArtでの画像生成は、AI画像生成初心者の方にもおススメと言えるでしょう。
SeaArtの料金体系
SeaArtでの画像生成は基本的には無料で、トークンを消費して画像生成する仕様となっています。
↑はSeaArtの「よくある質問」から引用したものですが、コインとスタミナの2種類のトークンがあり、それぞれの説明がされています。
ちなみに『スタミナ』は毎日のログインボーナスがあります。
毎日ログインすることで、200/日の『スタミナ』がゲットできます。(2023年10月現在)
↓基本無料(FREE)のほか、「VIP LITE」と「VIP」の有料プランがあります。
↑無料(FREE)ではいくつか制限もありますが、前述したように毎日のログインボーナスもあるので、基本的には無料利用でも画像生成は楽しめるかと思います。
SeaArtで生成した画像の商用利用
↑SeaArtの「よくある質問」より引用したものですが、”基本的には生成画像の商用利用は禁止していない、LoRA等モデルを選択しての生成画像の商用利用も可能だけど注意してね、何かあっても自己責任だよ」ということが明記されています。(2023年10月現在)
基本的には商用利用は可能だけど、著作権等、商用利用の責任はユーザー自身が負うことになるので、LoRA等モデルを使った画像生成は著作権・商用利用の際に注意が必要というのを、頭に入れておきましょう。
SeaArtでの画像生成のやり方・手順などは、以下よりご参照下さい